「せっかく投資を始めたのに、1つの商品が下がっただけで資産が大きく減ってしまった、、、」

そんな経験を防ぐために欠かせないのが「分散投資」です。

この記事では、なぜ分散投資が大事なのか、そして初心者の方でも実践できる方法を紹介していきます。

 

分散投資の意味

引用:https://www.wealthnavi.com/contents/column/136/

分散投資とは、投資先を1つに集中させずに、複数の資産や商品に分けて投資することです。

例えば、1社の株だけを買うのではなく、株、債券、投資信託、不動産、海外資産など、いくつかの異なる資産にお金を分けて投資することでリスクを大幅に下げます。

投資の世界には「卵を1つのカゴに盛るな」という有名な格言があります。(上記の画像)

もし卵を1つのカゴに入れて落としてしまったら、全部割れてしまいますよね。

でも、複数のカゴに分けておけば、仮に1つを落としても他の卵は守られます。これが分散投資の考え方です。

要は、「どこか1つが値下がりしても、他の投資先がカバーして全体のダメージを減らす」というのが分散投資の目的です。

 

 

やり方例

次に「分散投資のやり方」例を初心者の方向けに整理しました。

1. 資産クラスで分散する

株式だけでなく、債券・不動産・コモディティ(金など)にも投資する方法です。

  • 株式:成長性が高いが値動きが大きい

  • 債券:安定性が高く株価下落時のクッションになる

  • 金などのコモディティ:インフレに強い

👉 これらを組み合わせることで、どれかが下がっても他が補ってくれます。最近では仮想通貨なども人気がありますね。


2. 地域で分散する

日本株だけでなく、米国株や新興国株など、世界中に分けて投資する方法です。

  • 日本株だけだと国内景気に大きく左右される

  • 米国株や全世界株を組み合わせると安定感が増す

👉 初心者なら「全世界株インデックスファンド」を1本持つだけでも十分に地域分散できます。


3. 商品数で分散する

特定の1社の株に集中せず、複数の企業や投資信託に分けて投資する方法です。
👉 例:トヨタ株1社だけではなく、日経平均やS&P500連動のインデックスファンドを選べば、自然と数百社に分散されます。


4. 時間で分散する(ドルコスト平均法)

「一度にまとめて買う」のではなく、毎月一定額をコツコツ積み立てていく方法です。
👉 高値づかみのリスクを減らし、購入価格を平均化できます。

 

分散投資のやり方は、資産、地域、商品数、時間の4つに分けて考えるのが基本です。

初心者の方は、まず「低コストのインデックスファンドを積立投資」することで、手軽に分散投資を実践できます。

 

体験談

投資を始めた頃は、私は「株式投資が一番資産が増える!」と思い、ほとんど資金を株式投資に入れていました。最初は株価が上がって利益も出ていたので、「やっぱり株が一番いい」と安心していました。

ところが、ある時に株価が急に下がり、資産が一気に減ってしまいました。毎日の値動きが気になり、「投資は怖いものだ」と感じたのを覚えています。

その後、学んだのが「分散投資」という考え方でした。株だけではなく、債券や金など違う資産を少しずつ持つことで、リスクを減らせるという考え方です。

実際に分散投資を始めてみると、株が下がった時でも債券や金が助けてくれて、資産全体の減り方がずっと小さくなりました。

この経験から、投資は「増やす」ことよりも「守る」ことが大切だと学びました。

今ではインデックス投資を主軸に分散投資をすることで安心して長期で投資を続けられています。

初心者の方こそ分散投資を取り入れるべきだと思います。小さな工夫で、大きな安心につながります。

分散投資でリスクを軽減して、資産を増やしていきましょう。

 

最後までお読みくださりありがとうございます。