「投資信託って、種類が多すぎてどれを選んだらいいか分からない…」

と思われる方が多いと思います。でも、ポイントさえ押さえれば、初心者でも自分にぴったりの投資信託を見つけることができます。

この記事では、投資初心者の目線で「投資信託の選び方」を分かりやすく解説します。

 

投資信託の特徴

まず、投資信託の特徴から解説していきます。

そもそも投資信託とは?

【投資信託(とうししんたく)】とは、たくさんの人から集めたお金を、プロの運用の専門家がまとめて株や債券などに投資してくれる仕組みのことです。

イメージとしては、「みんなでお金を出し合って大きな船に乗り、プロの船長(運用会社)に運転をお任せする」ようなもの。

一人ひとりが直接株を買ったりするのは難しいですが、投資信託なら少額からスタートでき、プロに運用を任せることができます。

その結果、投資先が分散されるのでリスクも抑えられやすく、投資初心者でも始めやすい金融商品と言われています。

特に初心者の方におすすめの理由は、

1.少額からできるのでまとまったお金がなくてもスタートできる
2.投資の知識がなくても、運用のプロ(ファンドマネージャー)に運用をお願いできる
3.分散投資で、複数の株や債券などいろいろな資産に分けて投資してくれるので、リスクを抑えやすい

 

などがあります。

ただ、気を付けないといけない点もあります。

1.投資信託の値段(基準価額)は、投資先の値動きによって毎日変わります。元本保証はありません。
2.運用をプロに任せる代わりに、「信託報酬」という手数料がかかります。商品によって手数料の金額は異なります。

などです。

 

選び方ポイント

次に、投資信託の選び方について解説していきます。

何のために投資するかを決める
 目的(資産を増やしたい、将来のためにコツコツ貯めたい、など)をまず考えましょう。
リスクの大きさで選ぶ
 値動きが大きい株式中心か、安定した債券中心か、自分がどれくらいリスクを取れるかで選びます。
手数料(コスト)をチェック
 信託報酬などの手数料が安いものを選ぶのが基本。コストは長期間だと意外と大きな差になります。
運用実績や人気を参考にする
 運用実績(過去の成績)や、純資産額が大きい(多くの人に選ばれている)投資信託は安心材料になります。
内容や投資先をよく確認する
 どんな資産に投資しているか(日本株、外国株、債券など)目論見書や商品説明で確認しましょう。

実際に選んだ商品・理由

実際に私が最初に選んだ投資信託は、【三菱UFJ−eMAXIS Slim S&P500】という投資信託です。

理由は、S&P500はアメリカの代表的な企業500社にまとめて投資ができるので、分散投資になり大きな変動がなく大きなリスクを取らなくていいと思ったからです。

また【Slimシリーズ】は手数料がかなり安いです。理由は「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続ける」という方針で作られた投資信託だからです。

他にも、【ネット販売が中心で運営コストをおさえている】【たくさんの人が投資しているので規模のメリットが大きい】【他社と“値下げ競争”をしている】

などの理由があります。特に初心者の方はSlimシリーズを選ぶことをおすすめします。ただすべての商品にSlimシリーズがあるわけではないのでご注意ください。Slimシリーズがある商品は「インデックス型×超低コスト×王道の資産クラス」というのが大きな特徴です。

またS&P500は、たくさんの人が選んでいて規模が大きいので安心感があります。

引用:https://nimu-blog.com/sp500-all-country-chart-30years/

上記のデータはS&P500の30年のデータになります。わかりやすく右肩上がりです。

また、今後の記事でS&P500について詳しく解説していきたいと思います。

またS&P500は、積立NISAやiDeCoにも対応しているので長期でコツコツ積み立てしたい人にもおすすめです。

 

 

SBIでの投資信託のランキング(2025年6月27日現在)

引用:https://member.c.sbisec.co.jp/fund/ranking

1位 三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
 基準価額:26,896円(+158円)
 分類:国際株式/グローバル

2位 三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
 基準価額:31,809円(+182円)
 分類:国際株式/北米

3位 SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)
 基準価額:29,094円(+148円)
 分類:国際株式/北米

4位 SBI-SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)
 基準価額:17,789円(+140円)
 分類:コモディティ/グローバル

5位 SBI-SBI 日本株4.3ブル
 基準価額:12,104円(+66円)
 分類:ブル・ベア/日本

 

やはり、オールカントリーとS&P500が上位に入ってきます。

4位のSBI-SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)は、金を円ベースで買いたい人、特に長期積立に適した選択肢です。

5位のSBI-SBI 日本株4.3ブルは、日経平均など国内株式市場の「約4.3倍」の値動きを日々目指す、株価指数ブル型のレバレッジ型ファンドです。

 

まずはオールカントリー、またS&P500から投資信託を始めて、慣れてきたら色んな投資信託をチェックしてすることをおすすめします。

最後までお読みくださりありがとうございます。