いざ投資をするとなっても、投資には沢山の種類があり特徴も様々です。
中にはハイリスクハイリターンのもの、ローリスクローリターンのものがあり特に初心者の方は選ぶのが難しいです。
そこで今回は、主な投資商品の紹介/特徴比較/どんな人に合うかを解説していきたいと思います。
主な投資商品の紹介
投資商品には主に14種類あります。
初級者
中級者
上級者
上記14種類が投資商品になります。これだけ種類があるのでどれから始めるか迷う方も多いと思いますので、一つずつ特徴を簡単に解説していきます。
特徴比較
1.預貯金(よちょきん)
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特徴:銀行や郵便局にお金を預ける方法。元本保証があり、安全性が高い。(預金も投資商品です。)
2. 日本国債(にほんこくさい)
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特徴:国が発行する借金証書。国にお金を貸して、利息を受け取る。
3.日本社債(にほんしゃさい)
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特徴:企業が発行する借金証書。企業にお金を貸して、利息を受け取る。
4. 投資信託(インデックス型)
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特徴:日経平均やS&P500など、指標に連動して運用される投資信託。プロが運用。
5. 国内不動産
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特徴:日本国内の不動産(土地や建物)への投資。賃貸収入や値上がり益を狙う。
6. 国内株
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特徴:日本国内企業の株式を購入。配当や値上がり益が狙える。株主優待がもらえる。
7. REIT(リート、不動産投資信託)
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特徴:多くの投資家から集めた資金で不動産に投資。証券取引所で売買可能。
8. ETF(上場投資信託)
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特徴:株式と同じように証券取引所で売買できる投資信託。分散投資ができる。
9. 投資信託(アクティブ型)
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特徴:ファンドマネージャーが積極的に運用し、市場平均以上のリターンを狙う。
10. 海外不動産
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特徴:海外の不動産に投資。為替リスクや現地経済の影響も受ける。
11. 外国株
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特徴:海外企業の株式を購入。日本株にはない成長市場も狙える。人気のアメリカ株だとストップ高、ストップ安といった値幅制限がないまた、ドル円の為替変動によるリスクも考える必要がある。
12. FX(外国為替証拠金取引)
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特徴:為替レートの変動を利用して利益を狙う取引。レバレッジをかけられる。
13. 仮想通貨(暗号資産)
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特徴:ビットコインなどのデジタル資産。価格変動が非常に激しい。
14. 先物取引
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特徴:将来の価格を予測して売買契約をする取引。レバレッジが大きいので、投資元本以上の損失もあり得る。
上記が14種類ある投資商品の・特徴を解説していきました。
投資商品でも全く特徴が違うので面白いです。
やはりリターンが少ないものはリスクも少ない、リターンが大きいものはリスクが大きいという特徴になっています。
*レバレッジ取引や信用取引が可能な投資はそれらをかけなければハイリスクではありませんが、それらを利用した取引をするとハイリスク、ハイリターンとなります。
レバレッジとは?
レバレッジ(leverage)とは、「てこの原理」を意味する言葉で、少ない元手(証拠金)で大きな金額の取引ができる仕組みです。FX(外国為替証拠金取引)や先物取引、仮想通貨などではこのレバレッジを利用することが可能です。
例えば、レバレッジ10倍の取引では、10万円の元手で100万円分の取引が可能になります。値動きが自分の予想通りに進めば、少額でも大きな利益を得ることができます。
次に数ある投資商品の中でどんな人にどの投資商品が合うかを解説していきます。
どんな人に合うか
リスク・リターン | 主な商品例 | 向いている人 |
---|---|---|
初級者 | 預貯金、日本国債、日本社債 | 投資を始める人、投資初心者、リスクを追いたくない人 |
中級者 | 投資信託(インデックス型)、国内不動産、国内株、REIT、ETF投資信託(アクティブ型)、海外不動産、外国株、外国債 | 少し投資に慣れてきた人、積立投資やiDeCo・NISAを活用したい人、ある程度のリスクを許容できる人、平均以上のリターンを狙う人、投資中級者 |
上級者 | FX、仮想通貨、先物取引 | ハイリスクでもハイリターンを狙いたい人、投資用の資金がある人、投資上級者、投機志向の人 |
まとめ
今回は、主な投資商品の紹介/特徴比較/どんな人に合うか、について解説していきました。
様々な種類の投資商品がありますが、まず初心者の方はリスクが低いものから投資していくことをおすすめします。
投資商品によって特徴、どんな人に合うかも解説させていただきましたので参考にしていだだけると幸いです。